生ごみ堆肥化とは

生ごみを捨てていませんか?

生ごみは、家庭から出るごみの中でも大きな割合を占めています。 水分の多い生ごみを焼却処分するには大量の燃料が必要で、余分なエネルギーを消費します。また、二酸化炭素の大量排出により温暖化の原因となったり、焼却炉の温度が下がることでダイオキシン発生の原因になったりもします。
ポイッと捨てればこんなゴミですが、ちょっとの手間で、野菜やお花作りに必要な堆肥に生まれ変えることができるのです。ゴミを減らせて、有機堆肥が作れる、一石二鳥の環境保護活動。あなたも始めてみませんか?


生ごみが堆肥に

自然界では、動植物の死骸やフンなどは微生物によって分解され、土に還ります。このメカニズムを利用したのが生ごみの堆肥化です。
堆肥とは栄養をたくさん含んだ土のことで、野菜や花作りにはかかせません。生ごみからできた有機堆肥を使えば、病害虫に強く、栄養豊富で、味の濃いおいしい野菜ができます。せっかくの家庭菜園に、化学合成の化成肥料や農薬を使ってはもったいない。安全な生ごみ堆肥を使いましょう。
また、生ごみ堆肥化の際に出る液体、液肥(えきひ)には、たくさんの微生物と養分が含まれています。肥料としてはもちろん、トイレや下水に流せば悪臭やヌメリが消え、河川の浄化に役立ちます。


生ごみ堆肥化の方法

生ごみ堆肥化には、プランターでできるものから、専用の容器や機械を使ったり、ミミズを使ったりする方法があります。このサイトでは、家庭で簡単にできるプランターと、専用容器での方法をご紹介します。


あなたのまちは?助成金制度

ゴミの減量化とリサイクル促進のため、助成金制度を導入する自治体が増えてきました。生ごみ堆肥化容器などの購入時に助成を受けられます。
検索サイトでお住まいの市町村名を入力し、役所のホームページで調べてみましょう!
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