微生物有機農法(有機栽培)とは 

有機栽培は土から

土の中には、1グラム中に1億個以上ものさまざまな種類の微生物が存在し、増減を繰り返しています。これらの微生物は、エサを求めて植物の根の周りに集まり、この微生物を根圏微生物といいます。根圏微生物の中には、いわゆる有効微生物と、 植物に害をもたらす有害微生物の二つに大きく分かれます。
例えば、有効微生物の多い畑では常に作物は良く育ち連作障害の発生もありませんが、 有害微生物の多い畑では、何を作っても成長が悪く土壌消毒が必要になります。 前者が良い土、後者が悪い土といっても過言ではありません。
そこで、良い土を作るには単に堆肥や有機質を入れるだけではなく、有効微生物を先住させる必要性が生じてくるのです(身近にたくさんの土着菌がいます)。


環境対応微生物

環境対応微生物とは、除草剤や農薬、重金属など、土壌に与える有害物質を分解する微生物をいいます。
環境対応微生物は(財)地球環境財団 環境対策推進委員会の開発技術により、白色腐朽菌や有益微生物等で環境ホルモンを80%前後分解するデータが出ています。
この培養液で、樹皮・豚糞・牛糞・キノコ廃菌床等を3〜4ヶ月発酵させました。
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