烏骨鶏(ウコッケイ)の放し飼い有精卵

環境の話 〜元気に、健康に〜


鶏が健康に暮らすには、地面での平飼いに加え、少数羽の薄飼いであることが大切です。大量生産を目的としたぎゅうぎゅうの密飼いでは、ストレスが増え、病気にかかりやすくなり、薬剤が必要不可欠となります。 当会の養鶏は小規模な分、一羽一羽を大切に育てています。



◎ 天気がいい日は外でお散歩。雑草をつついたり、虫を見つけたり、走り回ったりして遊びます。
外で走り回る烏骨鶏
◎ ヒヨコのときから、土の上でのびのびと元気いっぱいに育っています。さまざまな菌や微生物に接触することで抵抗力をつけ、病気に負けない強い身体を作ります。
長靴の紐をミミズと間違えてひっぱっています(^^)
ひよこ
◎ 鶏舎は、地元のボランティアさんに協力していただき、廃材を集めて作りました。
平飼い鶏舎
◎ 適度に日光が入るよう、天窓もつけました。鶏糞も早く乾燥しますし、鶏も日向ぼっこができます。
天窓
◎ 鶏舎の地面には、土の上に木材チップを敷いています。フンやエサのかすはすぐに乾燥し、土に還ります。このさらさらの土で砂浴びをすることで、薬に頼ることなく寄生虫を予防・駆除します。
砂浴びの途中でお昼寝 Zzz... →
木材チップの地面
◎ 産卵箱です。のれんをくぐって中に入ります。鶏は赤い色を見ると興奮し、産卵率が高まると聞いたので赤いのれんをつけてみました。時期もあるかもしれませんが、急にぽこぽこ産みだしたのでびっくりです。
産卵箱
◎ 産卵箱の中です。産み落とされた卵が割れないようにモミガラを敷いています。
産卵箱の卵
◎ 夜は止まり木で寝ます。少しでも外敵から遠ざかるため、より高い場所に止まりたがるので、夕方になると場所のとりあいになります。
止まり木