優良パルプ普及協会

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厄介もの 紙に再生 とうきびペーパー
2007年12月 読売新聞夕刊(道内版)

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 大通公園の風物詩・とうきびワゴン。年間約10万本も販売され、ラーメンと並んで札幌を代表する名物だが、大量に出るトウキビの皮は厄介ものだ。

 この皮を前に、キャラクターグッズの企画・販売会社「工房アルティスタ」の永谷久也代表(42)は「もったいない。エコ商品やリサイクル製品として紙に利用できないものか。」と考えた。

 早速、環境に配慮して薬品を使わず水だけで繊維をパルプにするという埼玉県の会社に試作品を依頼、間もなく皮25%、古紙75%で製品化のメドがついたとの返事があった。

 とうきびセンターから大量の皮をもらい、乾燥させた後、古紙に混ぜるため、数センチに粉砕したチップを埼玉に送ったところ、数ヵ月後、黄色を帯び、和紙に似た紙が完成。約150キロの乾燥チップから、64センチ×94センチのものが4000枚も製作できた。

 「とうきびペーパー」のネーミングで名刺やポストカードにして販売。大通公園に面した後楽園ホテルでは、全従業員が”とうきび名刺”を使用することになり、リサイクルの輪は広がりを見せている。

 「北海道の紙として定着してほしい」との願いが込められている「とうきびペーパー」