優良パルプ普及協会

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市内配布「ごみカレンダー」 地元栽培 ケナフ活用

2001年11月15日 朝日新聞 32面

 地元で栽培されたケナフを活用して環境保全に取り組もうと、岩槻市はこのほど、市内で配布する「ごみカレンダー」にケナフ紙を利用することを決めた。ケナフは二酸化炭素の吸収力が高く、環境保全に役立つとされ、木材を原料とする紙と比べてケナフ紙はコストがかさむが、同市ごみ対策課は「環境保全を優先したい」と話している。

 配布する「カレンダー」は02年度のごみ収集日程や分別方法などを記載したA4版26ページの冊子。表紙部分にケナフ紙を利用する。5万部印刷し、来年3月ごろ、市内の約4万世帯に配布する。

 原料のケナフは、環境問題に取り組む市民団体「彩の国さいたまケナフの会」(栄京子会長)が、地元の農家に依頼して栽培している。チップにするとたい肥やペット用のマットなどに活用でき、パルプにすると紙の原料になる。今年育成した約5トンのうち、2トン分がケナフ紙としてカレンダーに利用される。

 しかし、海外産が大半で、国内では、市民団体や自治体などによるケナフ栽培が広まり始めているものの、その活用方法が確立されていないのが現状だという。

 栄会長は「海外産のケナフ紙活用も地球規模でみれば必要だが、まずは地域循環型の環境保全が大切。岩槻市の取り組みはその小さな第一歩です」と話している。

2001年11月15日 朝日新聞 32面