紙造くんQ&A
無薬品のパルプ化とは?
木材から作る一般的な紙は、パルプ化の工程で必ず化学薬品を使用します。理由は、紙の原料の繊維(セルロース)についているリグニンなどの成分を除去するためです。リグニンなどが紙に残っていると紙が黄変したり弱くなります。新聞紙はその例です。
「紙造くん」では、この化学薬品を使用せずにパルプ化することができます。
漂白剤は使用しないのですか?
はい。繊維(セルロース)は本来白いものです。化学薬品を使用したり、熱処理をすると茶色くなるため、木材紙パルプ化の工程では漂白剤を使用しています。
「紙造くん」は化学薬品も使わず、熱処理もせず、水だけでパルプができますので繊維本来の白さが出ます。
しかし、若干植物繊維のアクなどがありますから、でき上がりはアイボリーの紙になります。
1日どれくらいのパルプができますか?
現在、当会にあるものはデモ機で、ケナフやバナナなどのパルプは1日約50kg作れます。必要に応じてプラントも可能です。
わりばしや布でもパルプができますか?
はい。繊維があれば何でも紙にすることができます。わりばし95%の紙や、布で、オリジナルの紙が作れます。また、バナナ繊維も良質の紙になります。
このたび外務省から依頼を受け、バナナの生産国カリブ諸国のハイチ・ジャマイカ他2カ国で「紙造くん」し、今まで捨てられていたバナナの繊維で紙(非木材紙)を作るプロジェクトがスタートしました。
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